【僕の心のヤバイやつ】49話感想 リモートコントロール回!イマジナリー京太郎は市川の恋心の化身?

本編

『僕の心のヤバイやつ』Karte.49「僕はモヤモヤした」の感想です。

山田のリモートコントロール力に恐れおののくしかないのだ…

電話が終わった後、会いたさが募る表情をする山田、尊い…

イマジナリー京太郎、出現

渋谷デートを反芻してモヤモヤする市川。

1日であれだけ濃い経験をしたら、しばらく悶々と考え続けてしまうのも分かる。

恋人でもないのに、2人でパンケーキを食べたり、試着室で密着したり、手を繋いだり。

悩む市川の前に、まさかの『君オク』の主人公・濁川くんが登場!

「俺はお前 お前は俺」のテンポ感、好き。

山田への思いがイマジナリー京太郎を生み出した。彼は山田への恋心の化身では!?

まさに「僕の心のヤバイやつ」じゃん!

自己肯定感が低いわりに、イマジナリー京太郎はイケメンな濁川くん。直前まで読んでた君オクに自分を重ねてるのかも。

渋谷デートのえっちな場面を思い出して、致そうとする市川が可愛いね。

そりゃもう1人の自分といえど、誰かに見られながらするのは恥ずかしいものね。

ついに市川の心に芽生えた山田との「可能性」。

山田が距離の近い子だとしても、いくらなんでも何のお気持ちもなしに手を繋いだりしないでしょう、

「女子と同じように見られている」可能性は捨てきれないが、限りなくゼロに近いのでは…

「そうかも」と同調するイマジナリー京太郎がまんま市川で笑ってしまった。

男らしく筋トレしようとして、二の腕をプニプニするのはどちらかといえば、女子の動作では!?かわよ。

CiELはえっちな本…?

腕立て伏せに励む市川に、山田からの「電話 していい?」のメッセージ!

山田からLINEが来た瞬間、スマホに飛びつくのも、正座で電話を待つのも微笑ましい。

「出た」と山田の嬉しそうな表情がたまらない。

市川は筋トレ直後だから息遣いが荒いのを、山田は電話越しに聞く。なかなかそそるシチュエーションでは?

思いついたように「飲んで」と市川に言って、かつ自分も飲む山田。いったい何が始まったんだ…!?

次は「近くにある本を開いて」の指示。市川がCiELの山田のページをペラリと開く。

「え…えっちな…」と疑う山田。

「何の本?」と聞いて、返答に困るのはそういうことだと思われても仕方ないよ…

CiELの山田で市川は致したことがあるから、えっちな本と言っても差し支えはないような。

そういえば山田は以前に市川の部屋に入ってるし、えっちな本があるのを知っててもおかしくない。

そのときと表紙が違うから、ひょっとして山田の載ってる号は毎回買ってる!?

繋がる心

続いては「ブラインドを開ける」指示。

市川の部屋がカーテンじゃなくてブラインドなのを山田はしっかり覚えてるんですよね。

月の見えない夜空を見上げる2人。

そばにいなくとも、2人は同じ空を見上げている。ロマンチック…!

ブラインドの位置も窓枠も一致と、またもや窓の表現に唸らされる。

山田の手元には君オク。一連の流れは君オクの流れを踏襲していた可能性がある。

市川にまだ貸してない巻があるのだとしたら、時間を置いて「もしかしてあの時…」と気付くかも。

最後はリモートなでなででフィニッシュ!

よくぞまあこんな表現思いつくなあ。すごいよ桜井のりお先生は。

なんて尊い安眠のおまじないなんだ…

そして「おやすみ」が言えない市川…

言えなかった分、メッセージで送るのはえらい。きっちりしてるなあ。

山田と話すと気持ちが落ち着くのも、またぶり返すのも、ぜんぶ恋の病のせいだ。

最後のコマのおかげでイマジナリー京太郎×市川の掛け合わせが流行ってしまう…!?

ところで、会話のなかでマフラーのくだりがありましたが、結局忘れただけで市川へのプレゼントじゃなかったんでしょうか。

返してもらおうとして「市川にあげる」と改めて伝える展開があったり?

市川と山田は離れていても、心は繋がっている、

君オクに気持ちを重ねている素敵なリモートコントロール回でした。

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