『僕の心のヤバイやつ』Karte.15「僕は抱きしめたい」感想です。
鼻について聞かれたときの山田の反応が、後輩とナンパイで全然違うのに笑う。
ばやしこが舌打ちしてるのも、山田が明らかに塩対応なのも面白いっ！
山田の矜持
山田の鼻が折れてなくて本当に良かった…
散々聞かれるから「バスケットボールをぶつけました」と書くのは理にかなってるが、ツッコミたさが倍増したような…
「しょうがない」と励まされるも、悔しさが漏れ出る山田。
中学生といえど、仕事をする以上は甘えてはいられない。
これからもモデルの世界で過ごしていくなら、体調管理含め、身体のケアは必須。
不慮の事故とはいえ、もしかしたら今回の撮影で次のチャンスを掴めたかもしれない。
ほわほわした天然さが目立つ山田だが、クラスメイトとは違う世界で生きる大人な面も持ち合わせているのだと改めて感じました。
ただ小林との絡みが「座位っぽいな…」と足立と同じ感想を抱いてしまった自分に反省しております。
市川の優しさ
昼休みに人知れず涙を流す山田を目撃する市川。
図書室に先回りして、ティッシュを置いてあげる優しさよ…
「ティッシュくらい直接あげればいいのでは」と考えてしまうが、泣いてたことも、ティッシュが切れたことも山田は知られたくないという配慮からでは。
いかに自然にティッシュを受け取ってもらうか試行錯誤。「ご自由にお使いください」はわざとらしすぎる。
なんで市川はポケットティッシュいっぱい持ってるんですか！？
①また山田が血を流したときにあげる用に持ってきてた
②常日頃、致すのに使っていた
②かな…いや、①と信じたいが…
大量に置かれたティッシュに驚きつつも、手を拭くのに使う山田。
最後の愛おしそうな表情から「市川が置いた」と山田は気付いてると思うんですよね。
・山田がよく図書室にいるのを知っている
・突拍子もなく面白いことをする
不自然にティッシュを大量に置くなんて、市川くらいだろうと山田も感づくはず。
市川の優しさは山田にちゃんと届いたんだ…
ささやかな優しさはきっと山田の「いつも通り」を守ったに違いない。
言葉はなくとも、不自然でも、山田は励まされたことでしょう。
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