【僕ヤバ】14話感想 市川が気付いた山田への想い

本編

『僕の心のヤバイやつ』Karte.14「僕は何もできない」感想です。

物語のターニングポイント!市川はあまりにも無力だ…

不意のアクシデント

冒頭の山田と小林がキャッキャウフフしてるのに和む。

まさかこのあと大変なことになるとは思いも知らず…

ボールを取りに来たときの山田、あどけなくて可愛いですよね。

市川もボールがぶつかって芽生えた殺意もひっこむってもんですよ。

その後、山田と市川の目があった瞬間に、顔面にボールが直撃!痛い!絶対痛いって!

はじめはなんともなさそうだったが、ダラダラ鼻血がこぼれ出す。

山田が心配で仕方ない…

ついついよそ見していたのは「面白い」市川が何かしてないかなと気になったのだろうか。

市川は「目があった」と喜んでる場合じゃなかった。

見かねて走り出す市川は主人公。何ができるかは分からないけども、決して間違った行動じゃないと思うのです。

市川の気付き

山田が泣きながら電話しているのを盗み聞きして、市川も涙を流す。

ずっと不思議に感じていた気持ちと行動の不一致。

間違っているのは行動じゃなくて、気持ちのほう。

「山田を殺したい」なんてもう思っちゃいない。山田のこと知れば知るほど、心がざわつく。ついつい目で追ってしまう。

鼻血を出した山田を追って駆け出すのだって、決して間違った行動じゃない。好きな子が心配なのは当たり前。

「僕は山田が好きなんだ」とようやく自覚した市川。はたから見ると、好きなのはミエミエでしたからね。

山田のために模造紙を破いたのも、雑誌を買ったのも、ナンパイやクラスの男子がちょっかいかけるのが気にくわないのも、全部「好きだから」で説明がつく。

最初はまったく接点がなく、偏見に満ちていたが、山田に知れば知るほど惹かれていったんだ。

ベッドの下に忍び込んで、好きな子への思いに気付くシチュエーションは初めて見た。後にも先にも僕ヤバだけじゃなかろうか。

微妙な空気が流れるクラスの中、山田の鼻血つきティッシュに喜ぶ足立…さすがにキショいわ…汚ねえ…

市川も市川で服についた血でドキドキしてるしさあ!思春期男子の気持ちが分かんねえよ!!!

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コメント

  1. 走り出す市川を見て「あ、ここで市川の山田への気持ちが加速するんだ!」と思いながら読んでましたが、何度見てもこの時の床の血の量がヤバい(笑)

    • 血の量が市川の思いが強くなっているのを表してたりして…
      それにしても心配になる量ですよね笑

  2. このころはもう市川が気になる存在になっているみたいだけどいつからなんだろう、市川側の心情しか書かれてないからわからん

    • おにぎり食べるの見られたり、猫の真似を一緒にしてみたりと少しずつ絡みが増えていきましたよね。
      6話の自転車投げたあたりで「面白いやつ」認定して、さらに気になる存在になったんじゃないかなと思います。

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