『僕の心のヤバイやつ』Karte.46「僕は連行された」感想です。
待ち時間でさえ愛おしいパンケーキ回。甘っ甘！
待ち時間のイチャイチャ
市川が前に行こうとするのを防ぐ山田と市川の攻防が面白い。
わちゃわちゃする2人を見る女性客の目線よ。
そりゃクリスマスイブにイチャイチャを見せつけられたらたまらんですよ、まったく。
山田にとっては、いつもは見下ろす市川を見上げられる絶好の機会。
かつ、編み込みを見てもらえる理想の位置取りなんですよね。
その編み込みは山田母によるものだそうで。
「友達と出かけるから」と言ってやってもらったのかな。まさか男子と渋谷に行くとは伝えてないだろうけども。
不意に市川から出た「可愛い」に嫉妬する山田が可愛い。山田には可愛いなんて言ったことないのに！
むくれたのがパンケーキですぐ機嫌直るのは山田らしい。
市川は黒が好き…？
メニューの高さに困惑する市川。
漫画を借りに来ただけのつもりだから、持ち合わせが少ないのかも。
その上、注文も山田に任せてしまって、やらかしポイントがどんどん積み上がっていく。お辛い。
待ち時間にファッショントークに花が咲く。
市川の「同じ黒でも山田と俺じゃ全然違うだろうな」に対して、山田の「というと？」が意味深。
表情と3点リーダーの多さが心の中を想像させる。
「私も好き」に対して「全然違う」は、捉えようによっては否定しているようにも思えますからね。
満足げな表情を見るに、市川の回答は山田のお眼鏡にかなったのではないでしょうか。
視線は語る
やらかしポイントを反省する市川を、愛おしそうに見つめる山田の視線。
読者には分かるが、市川は気づいていないのが残念だ。
でも市川は市川で、パンケーキが届いたときの山田の表情に見惚れている。
視線が合ってしまい、思わずうつむくのが可愛い。
そして、パンケーキを食べる山田の写真撮影へ。一口がでかいよ山田！！！
撮った写真を「市川に全部あげる」とはなんと大胆か。インスタにはアップしない、市川にだけ見せる表情がヤバイ。
「全世界の人間に見せてる」と市川は思っているが、実際は市川にしか見せてないんですからね。
ぱぁっと明るくなる市川を見て、山田も同じく嬉しそう。セリフがなくとも表情だけでも尊いよ。
「実物も見て」と山田の顎クイに、市川とともにノックアウト。
目の前に自分がいるのに、画面ばっかり見られたら、そりゃあ「私も見て」と言いたくなりますよ。
山田自身も緊張してる様子なのがたまらなく好き。
30話の「好きだ」のシーンと対比になってるんですよね。
そのときは市川からのアプローチ、今回は山田から。
過去のエピソードとの繋がりも感じつつ、パンケーキ以上に甘々な2人を見られて幸せ。
無性にパンケーキが食べたくなってきてしまった。
しかし、まだまだ続く渋谷編。尊さがどんどん積み上がっていく…！
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